インドネシア バンダ・アチェ市との相互復興 ~浜市ビーチプロジェクト~
市は、2004年のスマトラ沖大地震・インド洋津波で被災したインドネシアのバンダ・アチェ市と「相互復興」の取り組みを2012年より進めてきました。これまでに、のべ125人の人々が行き交い、互いの復興経験を学び合いました。
この取り組みの中に、浜市の漁師さんたちと、バンダ・アチェ市の漁師さんたちの間の絆から生まれた浜市ビーチプロジェクトという活動があります。
2017年秋に、浜市の大友水産に下宿しながら漁業研修を受けていた研修員は、研修活動エリアであった浜市の幅広く整備された防潮堤や、サーフィンやウォーキングで訪れる人々を見て、「防潮堤を活用した自転車観光」というアイディアを東松島へ提案しました。この提案に、大友さんはじめ有志の方々が賛同し、バンダ・アチェの漁船廃材を用いた東屋兼駐輪場を作りました。
写真の東屋は、現在浜市の野蒜築港跡近くにレンタサイクル用自転車とともに設置されています。朝陽や夕陽を見ながらサイクリングして、バンダ・アチェ研修員も好んだ浜市エリアの景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。ぜひ一度訪れて見てください。